概要の紹介

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日本人の精神形成に大きな影響を及ぼしている神社仏閣の総本山の多くは京都と奈良に存在する。また、京都は華道、茶道等の日本人の精神や日常生活に有形無形の影響を及ぼす日本の伝統芸術の中心的な都市でもある。さらに、地域住民の密接なつながりが残る数少ない大都市の特色を持つ。

①宗教や伝統芸術の分野、地域の自治会等で中心的な役割を果たす人々を対象とした、放射線の健康影響に関する正確な知識付与を目的とした教育を展開する。

②同時に、震災後自ら対応すべきと考えた事項や今後の取り組みとして考えている内容を、彼らから直接聞き取り、その内容からリスクコミュニケーターとして活動する際の効果的な展開方法を個別に検討する。

③放射線事故後の疑問に対応する簡易な小冊子を教材とした、個々のリスクコミュニケーターの希望や技量に見合ったグループワークを日本各地で展開する。

④また、京都の観光客や留学生から精神のより所となる事項と原発事故直後に抱いた不安を調査する。

この調査結果と日本国内のグループワークの結果をもとに、 
⑤世界の各地域の現状に合わせたリスクコミュニケーションの手引き書を作成し、福島第一原発事故の教訓を生かした、健康不安に対応する資料として世界各国に発信する。